保護猫の里親会ってこんな感じ

前回は里親会の流れだけをざっくりとご紹介しました。
なので、今回は詳細をお話しします〜:D

おおさか ねこネットさんの里親会では、会議室などに使われるような部屋に約20個のケージが並べられています。
ちなみに、事前にブログを見て気になってた猫さん3匹のうち、2匹は残念ながら当日不参加だったみたいです。
まあそんなこともあるさ。

私たちの場合、2人とも普通に働いていて平日は日中留守にすることになるので、暴れん坊キッズは難しい。
小さいうちから飼う方が、歯磨きとかハーネスに馴れるとか、いろいろ教えられることも多いんだけど。
あと、実家で飼っていたあずきちゃんがとんでもない“スプレー魔”だったので、なるべく女子がいいなぁとぼんやり思っていました。
柄としては、白と何かが混じっているとか、真っ白か真っ黒がいいかなと。
単純に今まで飼った猫とかぶらない柄。
同じ柄だとどうしても面影を重ねちゃうし、あとは実家でご健在のちーたんと同じキジはなるべく避けました。←キジが多いので、この縛りは結構難しい…

しかし、いざ会場の猫さんを見てみたら…
猫好きな方なら想像できると思いますが、もうね、どの子がいいとか全っ然決められませんから!
猫っていうだけで、みーんなかわいいに決まっとるやないかっ!
mamoGに言われるまで会場をエンドレスに廻り続けるところでしたよ。危ない、危ない(笑)。

会場では基本、だっこはNGみたいなんですが、ケージのドアを開けてなでなでとかは、猫さんのコンディションと相談の上できます。
保護主さん以外にも会場スタッフさんが数名いらっしゃるので、近くにいるスタッフさんに「この猫さんをなでてみたいんですけど」と声を掛けてみてください。
保護主さんが側にいれば、猫さんをおさわりしながら保護までのいきさつや性格など詳しい話を聞けたりも!

でもまあ、猫さんたちにとってみれば里親会なんて訳が分からず、なんか知らないけど、ケージに入れられ次々と大勢の人に見られて…「なんなの、もう!」て感じでしょうね。
怯えてケージの一番奥で固まってたり、ふて寝キメてたりする猫さんも多かったです。
むしろ猫らしい、正しい姿だと思います。

会場には親子連れや年配の方、若いご夫婦など幅広い層が見に来られてました。
やっぱり子猫の方が元気良かったり懐きやすそうなので、親子連れには人気あるみたいですね。
ある程度大人の猫さんになると、おもちゃには見向きもせず「寝てばっかりで反応薄い…」と思われがち。
でも、そういうところも含めた猫さんの“魅力”を保護主さんやスタッフさんがアピールしてくださいます。
実際、猫は「寝るのが主な仕事」ですし。

そんなこんなで、私たち(というか、私の独断)が決めた候補はこちら。

(1)白黒のズラっぽい男子・6ヶ月
(2)白黒のハチ割れ女子・5ヶ月半
(3)茶白の大きめな男子・4歳

あれ?結局若い子選んでるやん!てね〜。
でも若手2匹は会場では緊張しているからか、とてもおとなしくて元気爆発!って感じではなかったので。
そして4歳の男子。
保護主さんの話では、外猫だったとは思えないほどの小心者で、先住猫にビビって初めはご飯も食べられないほどだったそう。
「でも本当は甘えたいんだと思います」と猫さんを撫でながら話す保護主さんの言葉に、なぜか「私にも心を開いてほしい…」と思ったのでした。

なんとか第3候補まで決めて、待つこと20分ほどで番号が呼ばれ、候補猫さんの保護主さん3名と面談。緊張する〜。
内容は、アンケートに記入した猫飼いの経験や、猫を飼う環境を詳しく聞かれる、という感じ。
脱走防止柵についてはこれから設置なので、その方法について説明がありました。
あと、(3)の猫さんの場合、ケージが必須ということ。
話の流れからして、この時点で(3)の猫さんになる可能性が高いなあと感じていました。
5匹の多頭飼い、外猫からの家飼い経験が決め手だったかもしれません。

ご飯とかトイレの掃除とか通院とか風呂に入れるとかお薬飲ませるとか、猫と暮らして約10年でいろいろ経験はしたけれど、メインで面倒を見ていたのは姉だったので、私は助手的な立場。
それでも5匹それぞれに性格も体質も違ってたから、どんな猫さんが来ても受け止められる気持ちでした。

面談は15分ほどで終わり、面談の結果は1週間以内にくださるということで会場を後に。
そして翌日には「(3)4歳男子のトライアル、いかがでしょう?」のメールが届き、トライアルが決定したのでした〜:D