保護猫 トライアル!

有休までとって万全の体制で迎えた保護猫さんのトライアル初日
「超びびり猫さんである」ことについて、保護主さんは当日も終始気にしていたけれど、私は「家で飼ってた猫もノミの心臓でしたから」とあまり気にせず大きな心で迎えました。
ウェルカム、猫さーん!

猫は環境が変わることが大の苦手。
なので、旅行には向かないし、引越しなどで数日隠れてしまうこともある、っていうのは猫好きな皆さんならご存知かと。
今回のトライアルでも、猫さんがトイレをきちんとすることと、ご飯を食べてくれることが最大のミッションでしたが、1日目はまぁ仕方ない、だいたいの猫さんは丸1日ぐらいはトイレしなかったり、ご飯食べなかったりするかなと。
ところが。
夜になっても次の日の朝になっても、トイレもしないし、ご飯も口をつけない、お水も一滴も飲んでない…
一日目の夜に保護主さんに現状報告した時も「想定内」とは言われたけど、まさかここまでとは。

トライアルに来た直後は「にゃー!にゃー!(恐らく非常事態宣言)」と鳴いていたのに、その後一言も発せず
夕方mamoGが鰹節でみそ汁の出汁を取っている時に「にゃ。」と小さく鳴いたので、鰹節を小皿にとって見せてみたけど、匂いチェックして終了。
猫缶も少し温めて匂いを出してみたけど、またもやスンスンするのみ。
カリカリを口元にそっと持って行ったけど横向いちゃう。
あげく、私がちょっと顔近づけすぎた時にすんごい小さい声で「しゃー」って言われちゃったし…
あれはさすがにへこんだなぁ:-<

保護主さんとの約束でトイレしない&ご飯食べないリミットが2日目の夕方だったので、結局お昼には連絡してトライアル中止となりました。
猫さんは保護主さんの顔を見るなり「にゃー!にゃー!(早く連れて帰って!の意)」と鳴き、保護主さんに連れられ病院へ直行。
その後、軽い膀胱炎になりかけているものの、大事には至らないと連絡いただいた時はホッとしました。
猫さんにしてみれば、全く知らない所に連れて行かれてリラックスできず、やっと帰れると思ったら苦手な病院に連れて行かれて…と散々な気持ちだったでしょうね〜。
超びびりな猫さんに完敗。ごめんね、猫さん。
とってもかわいい猫さんだったんだけどなぁ…

とってもシャイな保護猫さん
こんなかわいい猫さんでした